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8月終業式校長講話より抜粋

校長ブログ

◎8月は葉月
 葉が落ちる月との由来ですが、旧暦では1か月ほど後ですから新暦とは時期がずれていますので、由来に夏のイメージはありません。
 それから本来であれば、今、オリンピック期間中で明日8月9日がオリンピックの閉会式でした。来年に延期となりましたが、どうなるのでしょうか。さて今年度は夏休みが短くなってしまいました。その分夏の暑い時期の登校となりますが、熱中症に気を付けてほしいと思います。水分、塩分、朝ごはん、睡眠をしっかりとることが大事。また、感染者が全国的に増えています。誰かと話す場合、食事をする場合、特に注意して下さい。知らない間にかかっている場合があるわけですから、やはり人との距離をとること、飛沫が飛ばないようにすること、また、回し飲みや食べ物の回し食いは控えて下さい。

◎総合型選抜入試に向けて
 前はAO入試と言っていた入試制度です。大学には志望理由書を提出しますが、アドミッションポリシーに沿った内容で大学が欲しがる人材であることをアピールした志望書を書きましょう。そのためにまずは自分の分析をして、自分が何をやりたいのか、なぜこの大学のこの学部でなくてはダメなのか、考えてみましょう。さらにその思いを志望理由書に書いて、大学が欲しい人材であるか、読み返してください。また、夏休み期間中にオープンキャンパスを設定している学校は多いです。今年度はwebでのオープンキャンパスがほとんどですが、参加するに当たって予約が必要です。オープンキャンパスに参加することも志望理由書の材料になります。複数校参加して比較してみてください。それから専門学校を視野に入れている生徒は大学入試に挑戦してからでも十分に間に合う学校が多いです。焦らず、悔いの無い進路に向けて頑張りましょう。

◎レンガの壁
 今日はレンガの壁について話をしたいと思います。1マイル走(1609m)で4分の壁が長い間存在していました。1923年フィンランドのパーヴォヌルミ選手が1マイル4分10秒3の記録を樹立したとき、この記録が当時驚異的なもので人間の能力ではこれが限界、無謀な挑戦は命を落とす危険性まであると言われていました。この4分の壁のことをレンガの壁と言われていました。そのあと1954年、ようやくイギリスのロジャーバニスター選手が3分59秒4という大記録を出しましたが、31年という時間を要しました。ところが、この新記録樹立46日後オーストラリアのジョンランディ選手が3分58秒0をたたき出します。しかもその後、1年の内に37人のランナーが4分の壁を破り、またさらに翌年300人も記録を破ったのです。31年間誰も越えられなかったレンガの壁は跡形もなく、崩れたのでした。
 脳科学では身体に限界が来るよりも脳が限界と思う方が先だそうです。人が発揮できるのは持てる力の約70%。肉体というより、脳がリミッターを作るからです。リミッターを外すには脳に結果を予想させないことが大事だそうです。つまり、今回も無理だろうなと思った瞬間、壁は越えられない。31年経って4分を切ったロジャーバニスター選手はこの1000年で最も重要な功績を残した人物100人の中に選ばれましたが、それはタイム的な偉大さ以上に人間が自ら築いてしまう心のレンガの壁を破ったことによるものです。
 仮に根拠がないものであっても、自分にもできると自信をもつことでレンガの壁は崩せる可能性はあります。レンガの壁を気にせず、頑張った先には良い結果が待っていると思います。この夏の大会に出場する生徒にはレンガの壁を気にせず、頑張って下さい。ただし、頑張り方には注意が必要です。平素の練習時に無理をして、熱中症にかかってしまったら元も子もありませんから、休憩時には確実に休憩しましょう!
 8月24日が2学期の始業式です。登校して、元気な姿を見せて下さい。終わります。