トピックス

5月全校集会校長講話より抜粋

校長ブログ

5月の異名は皐月(さつき)です。(異名は頭文字でむきやうさみふはなかししと覚えると覚えやすいですね。)

GWはみなさんはどんな過ごし方をしましたか?

疲れが出てくる頃ですが、中間試験も近いですから、頑張って乗り越えましょう。

さて、最近のニュースについての話をします。

一つ目が物価についてです。IMFのHPの世界経済の見通しによると先進国が2021年から2022年へのGDPの変化について、軒並み減少している中で、日本だけが増加するという評価がありました。コロナ禍の急激な需給バランスの崩れ、ロシアのウクライナ侵攻によって、食品やエネルギー資源コストの増加によってインフレが加速しています。また、日米の金利差(日本はゼロ金利政策を継続、アメリカは政策金利を利上げ。)によって、円安が加速しています。今年のGWではハワイへの旅行が解禁され、ハワイの物価高のニュースがありました。ドルと円の交換について、10年前は一ドル80円くらいで両替できていた時代がありましたが今は130円を超えています。物価高を表すのにビッグマック指数というものがありますが、2020年にはアメリカは4位で5.71ドルでしたので、アメリカ自体の物価が高いというものがまずありますが、ハワイに行って、ビッグマックを頼むと日本円換算で単品742円するわけです。日本では390円ですね。海外旅行はしづらい状況になってしまいました。円安によって、輸出企業の利益は上がりますが、輸入企業についてはコスト増になります。モノの値段上昇が企業の収益につながり、設備投資や給料に反映するようになれば、好循環になります。コスト増になるだけでなく、企業の収益が上がることを期待します。日本はずっとデフレでモノの値段が上がらない時代が続いていました。値段を上げるとモノが売れなくなるというマインドもあり、企業も値段を上げられない時代が続いていました。日銀は物価上昇率の目標を2%に掲げていますが、今までは届きませんでした。今年は物価上昇率は2%に届きそうです。良いインフレスパイラルになれば良いのですが、今後どうなるのでしょうか?

二つ目が、有効求人倍率についての話です。厚生労働省から出ている有効求人倍率が発表されました。2022年は1.22倍でした。昨年より若干上がりました。有効求人倍率とは、求人数÷求職者で高い程、就職しやすいということになります。2009年のリーマンショックのときは0.47倍で、それから右肩上がりに回復し、2018年が直近のピーク1.61倍で、そこからがくっと落ち込み、2020年は1.1倍で1975年のオイルショックに次ぐ下げ幅でした。今年について、さらに都道府県別で見ると東京は0.96倍、埼玉は1.04倍となっており、関東で就職するとなると厳しい就職活動になっているようです。日本は新卒一括採用が多いですから皆さんが就職する時期も重要です。大学生が就職活動をするとき、説明会への参加は平均30社と言われています。昨年、関西大学の4年生から話を聞く機会がありましたが、その学生はもっと受けているとの話でした。参加の数が多い程、有利になるというわけではありませんが、収縮活動は熾烈な戦いです。ですから皆さんが就職するときまで自分の価値を高めることが必要ではないかと思います。

来週は中間試験ですね。1年生にとっては最初の定期試験です。試験範囲をしっかり勉強しておきましょう。赤点であれば、赤点指導があり、赤点が多ければ、学期末に学年主任面談や管理職面談等の対象になってきます。試験はアウトプットですから、問い形式でシミュレーションすると良いでしょう。友達同士で問題を出し合うことも有効でしょう。

3年生にとっては大事な時期の成績です。最高の成績を出すように頑張って下さい。

また、コロナについてですが、新規感染者数は減ってはいますが、様々な学校で学級閉鎖になっている話が聞こえてきます。自分と周りの為にも感染対策をしっかりし、昼ご飯は黙食で食べ終わってから話をするようにしましょう。体力を過信せず、疲れているときはしっかり休むことも大事です。