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選抜理系Ⅰコース/S特進コース2年生 東京薬科大学授業体験

進路指導学校生活

日時:2023年6月10日(土)
場所:東京薬科大学八王子キャンパス
内容:①薬剤師体験…「散剤の調剤」「モバイルファーマシー見学」
②環境工学…「顕微鏡実習」「サスティナブルバイオテクノロジーに関する見学」

〇生徒たちは2つのグループに分かれ、大学の授業を体験しました。
①薬剤師体験…1時間目は実際に薬の調合を体験。正確に薬品を量り取り、混ぜ合わせる作業を行いました。生徒たちは手際よく調合を行い、黙々と取り組んでいました。2時間目は災害時に医薬品を搭載して出動し、現地で簡単な薬局として機能する「モバイルファーマシー」を見学。全国に数十台しかない貴重な車両を内部まで見学させていただき、生徒たちも興味津々でした。
②環境工学…1時間目は顕微鏡を使用して大学近辺の微生物調査を行いました。様々な微生物を観察し、生徒たちも盛り上がっていました。また、その生態について皆で意見を交換・考察し発表まで行いました。2時間目は「サスティナブルバイオテクノロジーに関する見学」ということで、微生物を活用し発電するという最先端の研究に、生徒たちも高い関心を抱いたようでした。
〇また、授業体験後は東京薬科大学の学生の皆様が研究発表・体験の機会を設けてくださいました。実際の現役大学生のお話を聞くことができ、生徒たちも多くのことを学べたようです。

〇生徒の声(一部抜粋)
「学生たちのお話が聞けてためになった」
「実際に機材を触り体験をしてとても楽しかった」
「薬品の種類や作用について学ぶことができて興味深かった」

令和5年3月29日(水)東京薬科大学ミニ講義及び研究室見学(高大連携事業)

昨年度末の高大連携事業を締結した東京薬科大学に、ミニ講義及び研究室見学のため薬学部受験予定の4名で訪問しました。午前中は基礎薬学分野にあたる「生化学教室」で佐藤隆教授よりストレスとニキビに関する講義と卒論生と皮膚組成の測定を体験。昼休みには、引率教員の強引な訪問により「一般用医薬品学教室」で成井浩二准教授より、今後の薬剤師の役割と登録販売者資格について講話をして頂く。午後は、臨床薬学分野にあたる「臨床薬剤学教室」でがん専門薬剤師として臨床現場にも立つ下枝貞彦教授より臨床における薬剤師の役割と研究室所属の博士課程の学生との交流をしました。
参加生徒には内容が多岐に渡り1日で内容を理解することは難しかったと思いますが、薬学部や薬剤師と言っても関わる分野が広く非常に多くに別れ、基礎から臨床まで揃う大学が珍しいことに他大学を訪問した際に気づくことで、偏差値偏重の大学選びにならない進路指導につなげられたらと考えています。