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茶道部

文化部茶道部

2024夏の活動

7月27日、28日に部活動体験会で3名の中学生に参加、体験してもらいました。基本動作や自分でお茶を点ててみたり、お茶会形式でお客様体験と裏方の水屋体験をしてもらいました。とても真剣に取り組んでくれて、私たちも教える難しさと楽しみを感じることができました。8月のオープンキャンパスも同じように体験してもらいたいと思っていますので、ぜひ中学生のみなさん体験してください。

また、夏休み恒例の浴衣練習も今年は7月中に行いました。2年生3年生はさすがに慣れていますが、入部した1年生は初めて自分で着るということで、難しさもありましたが、2回目ではスムーズに着ることができて、お互いに確認し合ったりしていました。

夏休みが始まって、1年生の立礼練習を中心に毎日部活を実施していますが、今年はみんな前向きに頑張っているので目覚ましい上達です。9月のけやき祭を楽しみにしてください。

三者合同茶会

6月16日(日)川越蓮馨寺で三者合同茶会が開催されました。毎年、7月に実施していた茶会が6月になったことで中間試験後はかなり練習をしましたが、当日はその成果が発揮できたと感じます。普段は入ることのない本堂でのお点前は、雰囲気も異なり緊張しましたが、本当に良い経験になりました。支部席や青年部席も経験して、あらためてお茶席に入る作法を学び、空気感を感じることができて、これからの練習の良いお手本を経験できました。

クリスマス会

12月20日に恒例の茶道部クリスマス会を実施しました。当日は数名体調不良の欠席がいましたが、配膳からお運びの仕方、受け取り方など学び、プレゼント交換もしました。

2023年はコロナも落ち着き茶道部も通常の活動ができたかなと思っています。私たちのおもてなしでまたみなさんが喜んでくれるように来年も頑張ります。

 

ミスインターナショナル来校、10月オープンキャンパス

10月18日、ミスインターナショナル、イギリス代表、カナダ代表のお二人が来校してくれました。放課後は私たち茶道部でお茶を点てる体験をしてもらいました。2人とも自分で抹茶を点てるのが初めてとのことでしたが、美味しくいただけたようです。畳の歩き方なども知ってもらえて私たちにとっても異なる文化の人に何をどう伝えたらよいかを学ぶ良い経験になりました。
また、10月22日には今年最後のオープンキャンパスが行われ、2人の中学生に体験してもらいました。歩き方、座り方、お菓子のいただき方など基本的なことでも教えるのは大変ですが、8月に実施したときよりも自分たち自身が上達していることを感じ、繰り返しの動作や練習は成果になっていることがわかりました。2人の中学生も真剣に取り組んでくれてよい1日を過ごすことができました。

けやき祭、9月オープンキャンパス

第57回けやき祭が9月9日(土)、10日(日)の2日間にわたって開催されました。4年ぶりの制限なしの一般公開ということで、茶道部は初日124名、2日目169名のお客様に来ていただきました。今年は、久しぶりのお点前披露も実施し1,2年生全員が御園棚を使った立礼のお点前をしました。道具や動作の説明、抹茶の点て方、私たち茶道部の活動紹介も行い、楽しいひと時を過ごしてもらえたと思います。2日目は毎年恒例の喫茶形式でゆっくりのんびり空間を提供しました。私たちの練習や活動を知って、楽しんでもらうことができて嬉しかったです。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

また、9月17日には3回目のオープンキャンパスが行われ、1名の中学生に体験してもらいました。基礎動作から抹茶の点て方も体験してもらいましたが、1つ1つに真剣に取り組んでくれて、楽しい時間を過ごせました。私たちと一緒に過ごした時間をたまに思い出してもらえると嬉しいです。

茶道部はこれから次のお点前の練習に入ります。

夏の活動

今年の夏は久しぶりの三者合同茶会をスタートに、文化祭の練習、浴衣練習、オープンキャンパスとコロナ以前の活動に戻ることができました。浴衣練習では本校職員の竹内千雅さんを講師に羽織り方からたたみ方まで丁寧に教えていただきました。今年は自分で着るのが初めての生徒もいましたが、お互いに手伝って、帯を直してあげるなど協力して綺麗に着ることができました。2日間連続して開催したオープンキャンパスも6名の中学生に体験してもらいました。2日間ともとても暑い中の開催でしたが、茶室は涼しくきっと快適な体験だったと思います。9月9日、10日に文化祭が行われます。この夏の練習の成果がでるよう頑張りますので、ぜひ皆さん茶道部にお越しください。

裏千家淡交会西武支部 三者合同茶会

令和5年7月23日(日)川越市の南文化会館で行われた三者合同茶会に参加しました。支部席、青年部席、そして私たしの学校茶道席の三者で行う茶会もこの3年間は実施できずにいましたが、ほぼ今まで通りの形で開催されました。学校茶道席は14校が参加し、私たちはその中の1席を担当しました。全員が初めての茶会で雰囲気もまったくわからないまま、期末試験が終わってからほとんど毎日練習を重ねてきましたが、当日は練習の成果を発揮できたと思います。客入りした先生方から「高校生らしい清々しいお点前でした」「お茶が上手に点てられていますね」とお言葉をいただきました。その後は私たちも客入りし、見たことのないお点前やお道具など勉強することができました。他校のお点前や先生方の所作を見て学ぶことも多く、これからも茶道部のテーマである「和気あいあい」楽しく学んでいきます。

部活動体験

中学1,2年生対象の部活動体験で1名の中学生をお迎えしました。お辞儀の仕方、立ち方、座り方、歩き方などの日常基本から、袱紗さばき、道具の清め方の茶道の基本、最後は自分で抹茶を点てることも行ってもらいました。茶道の道具に触れることも普段はあまりないと思うので、この機会にもっと興味を持ってもらえたら嬉しいです。

2022年もあと少し

今年もあと数日となりましたが、茶道部は先日引退した3年生もお迎えし、一足早いクリスマス会を行いました。11月に作りに行った茶碗も完成して、1年生は初めて自分で作った茶碗でお茶を点ててみました。今年は他校との茶会やけやき祭、オープンキャンパス、ミニ文化祭、茶碗作りなど例年の活動が少しずつできるようになり、多くの方に私たちの活動を知ってもらえる機会が増えました。来年も「和気あいあい」楽しく頑張ります。
近藤先生、新しいお軸ありがとうございます。「開門落葉多」落ち葉から見上げると、葉の落ちた枝の間からあたたかなやわらかい日差しがまぶしく見えます。

茶碗づくり

ときがわ町、陶芸ケロッグさんで茶碗を作成してきました。約3年ぶりです。堀口先生にご指導いただき、今年は電動ロクロからスタートです。先生はいとも簡単にお手本を見せてくれるのですが、これが本当に難しい。先生の手が魔法のように動いて、あっという間に茶碗の形になっていきます。先生に一つ一つ丁寧に教えていただきながら、やっと茶碗の形になり、少し乾いたところで削りの作業に入ります。余った土で、2枚のお皿もできました。堀口先生、毎回、時間がかかってしまうのに、ゆっくり丁寧にご指導いただき感謝しています。ありがとうございました。完成したら自分たちの茶碗で練習再開です。

10月オープンキャンパス

今年最後のオープンキャンパスが爽やかな天気の中、開催されました。今回、茶道部は1名の中学生をお迎えしましたが、なんと初の経験者!予定していたことはすべて完璧にできていたので、立礼棚(りゅうれいだな)を使ったお点前を一通り経験していただきました。立礼棚のお点前は入学して2つ目に練習するお点前なので、1年生もこの9月まで練習していたものです。中学生でここまでできるなんて驚きでした。コロナ禍の中学での部活動は制限も多く大変だったようですが、やってきたことが身についていて、コツコツ頑張ってきたのがよくわかりました。私たちも負けずに頑張ります。来年、一緒にここで活動できたら嬉しいです。

第56回 けやき祭

9月10日(土)、11日(日)に本校の文化祭である「けやき祭」が開催されました。一般公開は3年ぶりということで、外部のお客様をお招きするのは全員初めてでした。全員が試行錯誤で、アイデアや意見を出し、準備もなかなかうまく進まず・・・でしたが、当日は初日190名、2日目252名、2日間で442名のお客様に来ていただきました。飲食を伴うことで、感染対策をするために個包装のお菓子をお出ししたり、常にアルコール消毒など、いわゆる「茶道」という形からは少し違った面もありましたが、お客様からは「おいしかったです」「明日も来ます」「浴衣、かわいいです」など声をかけていただき本当に嬉しかったです。自分たちが「おもてなし」をするということがどういうことか、相手の立場にたつために何に気をつけなければならないのか、自分たちの技術の向上だけでなく「おもてなし」をする基本を学べたと思います。2日間お越しくださいました皆様、そしてお手伝いいただいた卒業生、ありがとうございました。

「松風颯々聲」

先月、茶道部は久しぶりの茶会に参加しましたが、その後、3名の1年生が正式に入部し、7名で相変わらず和気あいあい活動しています。今年度から、外部講師の先生も変わり三浦宗理先生、藤崎宗香先生に指導していただいていますが、前指導者の及川宗俊先生に師事されている先生方ですので、どことなく雰囲気もよく似ていらっしゃって安心感があります。

さて、またまた書道部顧問の近藤倖基先生に新しいお軸をお借りいたしました。
「松風颯々聲」(しょうふうさつさつのこえ)松原に吹く風の音に、心静かに耳を澄ますと、身も心も松風に包まれているようだ。時がたつことも忘れて、清々しく穏やかな境地に自ずと至る。「颯々」とは、風のふっと吹く様子を表す語。爽やかな風を感じることができるよう「颯」の渇筆にもこだわった。とのことです。

6月の爽やかな気候の中、この書とともに練習再開です。